生を踏んで恐れず ISBN:4344402243 出版社:幻冬舎文庫 著者:津本陽 税込価格:630円 推薦書店:萬石書房 私生児として生を受け、奴隷として売られ、南米チリの鉱山経営で私財を失い、日銀総裁、蔵省、首相と日本の政治・経済のリーダーになっていき、2.26事件で暗殺される主人公を自叙伝を底本にして描いています。 昭和金融恐慌の際のモラトリアムの実施をプロローグにして小説は始まります。 日露戦争裏面史である、ロンドンでの戦争公債起債のエピソードを中心に快男児の生涯。 経済(学)の入門として読んでも飽きない小説です。
| お勧め本::フィクション・文芸・小説など | 2009.01.04. Sunday 11:40 PM |
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