報告

昨日は大阪府教育委員会と大阪国際児童文学館へ行ってまいりました。

府教育委員会へはこれで4回目ですが、今回も8名の委員の方々が応対してくださいました。
大阪府と同教育委員会後援依頼の申請書類を貰ってきました。
「大阪読書推進会」を正式に立ち上げて申請となります。

◎児童文学館は、中川正文理事長兼館長が応対してくださいました。
館長名で「会」に参加する旨了解をいただきました。先生は83才、梅花女子大学名誉教授で子どもの本を『ねずみのおいしゃさま」(福音館)など100冊ほどだしておられるそうです。

◎本日出社しましたら大阪出版協会理事長の小谷一夫(教学研究社社長)より昨日の例会で「会」への参加を了承した旨FAXが入っていました。


来週は、13日(木)に大阪市教育委員会へ3回目の訪問(10:00〜)と津村先生(14:00〜東田辺小学校校長・大阪市教育研究会図書館部会会長)にお会いする予定です。

また、昨日委員会で打ち合わせをしましたが、
大阪府学校図書館協議会会長 佐野 實 高槻市立日吉台小学校長先生にもお会いする必要があるということで急遽予定を入れることになりました。

17日に大阪取次懇話会の例会があるようです。
これで了解が取れますといよいよ5月下旬にも「会」の正式発足となります。


T.7日午前10時の府庁別館の教育委員会を訪問、「帯コンクール」 「読書ノート」の詳細について説明して先方の意見を聞き、「読書ノート」の「募集要項」の文言を若干手直しすることで、事業の後援については快く了承していただきました。
 後援依頼書は府知事宛と府教委委員長宛の二通が必要で、年度毎に再度申請書を提出する必要があるということでした。申請から認可まで約3週間かかるそうです。
 後援対象の団体の正式発足が必要条件となっていますので、発会式を急ぐ必要があります。今のところ推進会の正式メンバーとしては、大出協、取次懇話会、書店組合の各代表を予定しています。
 大出協の理事会でメンバーに参加することは承認されたようです。取次の方は、この17日の例会で参加について協議される予定です。

U.7日午後2時、万博公園内の「国際児童文学館」を訪問中川正文館長と面談。
初対面の挨拶のあと、中川館長のご意見を拝聴。それによると「図書館は資料を収集し、必要なことを検索したりするためにあるもの。
 そして、本を読む力、選ぶ力を身につけるところ。然る後に読書は身銭を切って本を選び、買い求め読むことが大事なのである。1冊の本を親子で読むことで喜怒哀楽を分かち合う。
 そして、その感動を親から子へ、子から孫へと受け継いでいくもの。そこから親と子の緊密なつながりが生まれ、親子の信頼関係が育まれる。さらに、読書を通じて問題解決能力を身に付けることが大事である。」ということだった。
 また、「書店人は商品知識に欠ける人が多い。」という苦言も出た。
 そのあと、読書推進会の主旨を説明して、会長名での推進会参加を了承していただいた。
 さらに前回2月6日に訪問した時にアドバイスしていただいた土居安子氏の「読書ノート」の文言訂正についての再度のアドバイスをいただいた。
 「帯コンクール」については土居氏の意見を大幅にとりいれていたので好意的に受け取っていただけたようだ。

 本日、2つの会合で推進会の姿が大きく浮かび上がってきた印象である。
 今後も順調に推移することを期待する。