読書推進委員会報告
3月26日
横堤小学校・西村校長先生と面談。(午後3時)
西村先生は大阪市教育研究会国語部会の代表です。
以下は西村先生の発言要旨です。
学校には各種コンクールの案内が多数寄せられる。
際立った特色を持たない限り、他のコンクール(防火ポスター、交通安全標語、詩、紀行文、等々)などに埋没してしまい現場の先生の協力を得るのが難しい。子どもは賞品の良いものには熱心に取り組む。
各校に1人づつ国語主任がいる。その中から各区に1人の研究員が選ばれる。その人たちが主に国語教育について研究している。そんなこともあり、各学校では学年に1人読書指導に熱心な先生がいるかどうかといったような状況である。それだけ先生の対応にバラツキがある。一斉実施には抵抗があるかも。
年間150億円の図書整備費などは現場に廻って来ない。
「読書ノート」の企画は良いかも。ただ、ノートを配りっぱなしの先生がいるかも。指導してくれないかも。
各区の図書館では、各々独自に本を推薦するなど、読書指導をしている。その情報を集めるなど協力関係を結ぶことも必要では。
同日午後6時
朝日新聞社、福家氏、千葉氏と面談。
朝日の意見
イ、帯コンクールは面白いかも。
ロ、資金援助はない。
→組合:基金を設立し、募金募集の記事を新聞に載せて欲しい
朝日:お金に絡むことについては軽々しく返答できない。
朝日は現在事業について見直しを進めているところである。
新聞の部数増につながらない事業は整理している。
ハ、朝日:市教委・府教委の姿が見えてこない→組合:具体策を
提示できる時に会う。
今後も協議を続けることを確認して分かれた。
3月29日午後2時
委員会
上記の二つの面談をうけて今後の取組みについて協議。
イ、帯コンクールを実施の方向で具体策を検討。
(課題図書選定、実施要綱作成など来春スタートに向けて)
ロ、読書ノート
試作品作成して、後援、協賛などの依頼にまわる。
その後最終的に読書ノートを作るには50万円ぐらいの予算が必要か。
9月には配布できるように、夏休みまでにモニター校を決定したい。
募集要項を7月初頭には新聞発表できるようにしたい。
そのためにも帯作成の協力を出版社に要請。
50冊読破する毎に景品として、春、秋・年2回の読書クジ1人に10枚を配布。
実施するためには組織形態を早急に創り上げる必要がある。(6月までか)