2004年1月15日

組合「読書推進会」委員会の委員長、代理、副、班長と朝日新聞社との計画具体化に向けて第1回目の会議を持ちました。

内容は以下のとおりです。

出席は金田、戸和、虎谷、石尾、辰野、森(隆)、中島、辻山、深田の各氏と途中から猿田氏も来られました。
(委員長、代行、副委員長、班長の範囲での招集と致しました)
☆皆様の御都合もお聞きせずに、勝手に決めさせて頂きました事お詫び申し上げます。

議題
1、主催者「朝日新聞」と組合が提起している3コースを先ず摺り合せる(中味の検討と合意)。
2、今年何をどう、どこまで出来るのかを出し合う。
3、行政との協力共同をどう進めるのか
4、その他の団体の選択と行動をどうするのか。
5、大阪市との実務者レベルの会議にどう臨むのか(府の経験を
  下敷きにして)。


以上を討議した結果次の二つの事を決めました。

1、大阪市との第1回実務者レベル会議は、1月27日(火)14:00〜組合からの参加は3名にして欲しいとのことですので、戸和、虎谷氏と私。大阪府との同上第2回会議は、2月3日(火)14;00〜(昨日の1月30日は先方の都合で変わりました)参加者は昨日参加の方々。

2、1月21日(水)14:00〜第1回の委員長、代理、副、班長、副班長会議、参加御希望の方は、昨日の会議を受けて、
@具体的な中味と今後の行動と見とおし(いつ頃会を立ち上げるのか等)を出す。
A「会」の構成団体を決め、呼びかけの行動を起こす。
呼びかけ文(案)は別記しましたので御検討下さい。

☆中島さん、申し訳ありませんが、昨日の会議の詳細についてよろしければ本リストに書きこみお願いします。

☆法西さんFAX有難うございました。1月19日(月)津村先生(大阪市学校図書館部部長)との話し合いの段取り恐縮しております。ただ当日は16:00〜からべったり予定が入っております。14:30からも組合再販があるのですが、これはこの件を優先させてもらうことは可能です。できれば、13:30〜15:30までの間であればいいのですが。勝手を申し上げてすみません。どうぞよろしくお願いします。尚、戸和、虎谷、中島さん突然で申し訳ありませんが御予定お願いします。


(仮)「大阪府読書推進会」へ参加、後援のお願い(案)
           
             殿  

平成16年1月30日
大阪府書店商業組合
理事長今西英雄
 
 いつも私ども大阪府内の書店を御愛顧くださいましてありがとうございます。
 さて、ここ数年、各種の読書調査によっても子どもの活字・本離れ傾向が指摘されてきました。これは書店・出版業界だけでなく大きく将来にわたって、重大な問題であります。
 また、御高承のとおり、平成13年12月「子どもの読書推進に関する法律」が成立。平成15年1月には、大阪府も「大阪府子ども読書推進計画」を策定しました。私たち大阪府の書店商業組合加盟店は、大阪府・市民をお客様にした店頭・配達業務のほか、府・市内の公共図書館、学校に教科書、図書の納入事業も行なっております。その関係で先の法律、条例に特別の関心を持ち、子どもの読書活動を一層推進する意味で、自身の事業を役立てたく、次のような計画を立案しました。貴会のお知恵を拝借できれば幸いですし、また趣旨に御賛同いただきまして、本会への参加、後援をお願い申し上げる次第です。

(仮)「大阪府読書推進会」の事業(案)
 1、「推薦図書 読書感想文コンクール」の大阪府版を実施する。
これは、毎年全国的に開催(「毎日新聞」主催、文科省後援、第49回を迎える)されている「推薦図書 読書感想文コンクール」の大阪府版である。これまで、東京・大阪を除きほとんどの道府県で、様々な形式で、地元新聞社主催で行政の後援を得て、既に実施されている。

 2、「読書ノート」(子どもに無料配布)運動を展開する。
「4月23日は子ども読書の日」(先の法律が決めた)を中心にした春の読書週間と長年行なわれている秋の読書週間を年2回の区切りとして、それぞれ半年間に読んだ本を記録し、一定の冊数に達したら新聞紙上で発表・表彰し、子どもを励ます。

 3、JPICなどと連携して、各学校や家庭・地域に読み聞かせ講師(読書アドバイザァー)を派遣する。

 4、その他読書推進に関する事業。

 5、これらの事業を朝日新聞大阪本社主催、共催、後援とする(合意済み)。

 6、この事業を行なうに当たって、(仮)「大阪府読書推進会」名称の事業体を立ち上げる。
その為、行政を始め、関係の団体・個人に「会」への参画、支援、後援、協賛を募る。 
 呼びかける団体・個人は、大阪府、大阪市、府内の市町村、大阪府・市・私学PTA協議会、学校図書館協議会、公立図書館協議会、大阪国際児童文学館、学識経験者、その他読書推進に関係する団体・個人、各出版販売会社(本の問屋)、出版社など。

----------------  以下は中島氏よりの報告

1、前回会議の朝日新聞社への宿題の回答
 イ、朝日のスタンス
   儲けを第一としたものではない。編集局の担当
 ロ、推薦図書の選定
   指定出版社中心、又はフリーどちらでも良い。
 ハ、基本的姿勢
   読書人口増加を願う。社長の年頭挨拶でも活字離れを
   憂慮する話が出た。
   読書推進に対する取り組みは某社より1年から1年半
   遅れているので、これを良い方向にすすめたい。
   現在のところ、まだ担当部署を決めていない。
   読書推進会議の組織内に入ることには拘らない。
   組織内に入ることと支援とは切り離して考えてもよい。
2、読書ノートの作成
   行政の協力を得るべく大阪府に費用負担を打診したが
   今のところ、色よい返事を貰えていない。
   16年度の予算策定の時期的絡みもあって、難しい部分も
   あるが、何とか今年中にはスタート出来るようにしたい。
   神奈川県では5万部しか作成していないので運動が
   中途半端なものとなった。少なくとも20万部は作成しないと
   (出来れば50万部)運動の成果が見えてこないと思われる。
   資金面の手立てを考えなければいけない。
 3、「読書推進会議」組織の構成メンバー
   3本柱:書店組合、取協、出版社(児童書?)
   学校図書館協議会、PTA(府、市、私学)、校長会
   学識経験者(朝日新聞社に推薦してもらう)
   (幼稚園、保育園への声かけも)
   
   その他色々の事を国際児童文学館(子ども読書推進協議会
   の絡みもあるので)に相談する。
   各種団体への協力要請は出来るだけ早くしたい。
   (2月中には)

1月21日に読書ノートの細部を詰める。