近畿ブロック会

2月14日  14:00

場所:京都市中京区の京都府書店商業組合ビル   5階会議室
出席者:各府県組合理事長以下合計23名出席

1、京都組合の「本屋さんへ行こう」キャンペーンの報告
  共催:主婦の友社(主婦の友・新年号拡売)
  協賛出版社:講談社・JTB・京都新聞出版センター・小学館・昭文社・淡交社・扶桑社・文化出版局・光村推古書院・日本漢字能力検定協会・(各社賞品を提供)

  反省点:特賞に液晶テレビ3本を提供したので、本来購読者に当ててもらおうと思ったのに、同じ人が何回も応募していた。

2、IT推進
  webカメラ:
 パソコンとインターネット常時接続の環境があれば、
 あと僅かの追加費用でwebカメラによる店内監視システムができる。
 既に導入している書店がある。大阪組合の場合「ブックスふかだ」さん

 webPOS:
 多店舗展開している場合、各店の在庫状況を全て瞬時に把握できるので、店舗間で商品を融通し合える。将来的には出版社、取次の在庫も瞬時にわかる可能性がある。今後の各社の協力次第。

3、図書館IT化
 TRCが「TOOLiーS」でTRCマークを学校現場にダンピング販売している。
 日書連マークの優位性を主張して、商圏を荒らされないようにしたい。

4、再販問題
 ポイントカードについては隘路がいろいろあって複雑である。

5、雑誌発売日
  「週刊朝日」早売り問題は、各人がどう解決すべきかしっかり考えて欲しい。
  日書連として、公取委には朝日新聞社に対して「優越的地位の権利濫用」である旨指導するように申し入れる。

6、出店問題
 できるだけ出店説明会を開いて、組合加入などの組織強化につなげたい。
 ナショナルチェーン店の出店は本社対応の為、支店に情報が下りてくるのが遅い。日書連として本社に善処方申し入れて欲しい。

7、出版倫理・万引問題
  @、書店だけの運動では進展がない。小売業全体の問題として大きな運動にしたい。
  A、死角のない店舗造りをすること
  B、警察署と協力、子どもの健全育成の視点からの運動が大事(例えば
   大阪・八尾のように「こども110番」への協力)

8、取引問題
 ワラヂヤ入帳問題は本年10月8日までに取次から然るべき回答を引き出したい。
 取次の優越的地位の権利濫用を訴えていきたい。

9、日書連移動理事会
 会場設営責任者は、本年は近畿ブロック会の担当。
 和歌山組合・宮井理事長の骨折りで、高野山で10月21日に開催の予定


付帯意見
日書連顧問弁護士・伊従氏の顔が見えてこない。顧問弁護士としてもっと前面に出て、広く公に発言すべきである。