4月期理事会報告

4月12日　午後2時　於大阪府書店商業組合会議室

今期理事任期最後の理事会

Ⅰ．共済会審議事項
　岸和田市、西出書店　森隆蔵氏、病気入院見舞い　承認。

Ⅱ．審議・報告事項

１、理事会推薦理事
喜文堂書店・金田喜徳郎、清風堂書店・面屋龍延、今西書店・今西英雄、ナビカ書店・並河昂二、
パルネット住之江店・石尾義彦、辰野集文堂・辰野茂、ナダヤ書店・灘憲治、門真銀座書店・辻山昌佑
向文堂書店・矢嶌茂、ブックスふかだ・深田健治、ブックプラザ・藤田彰、学之友社・坂井親宗
中川修文堂・中川浩至、三日市書店・辻宏之、高坂書店・高坂喜一、ブックス新・猿田一男　の十六氏

２、総代会・式次第を決定。
　　受け付け責任者：金田副理事長
　　総代会司会進行：並河副理事長、閉会挨拶：面屋副理事長
　　総代会・選挙管理委員会は総務委員会が担当する。
　　表彰式典・司会進行：辰野常務理事。
　　懇親会・司会進行：藤田理事。
　　優良従業員表彰・被表彰者：（有）福島書店・末金秀幸氏
　　　　　　　　　　　　　　　（株）清風堂書店・山本信二氏　

３、5月28日から1週間、阪神百貨店八階催場で開催される
　世界の書籍展・大阪展の協賛団体となることを承認。

４、加入・脱退他
　①、第６支部　住之江区　吉国屋書店　　脱退
　　　昨年末、大阪屋が商品引きあげ、そのため業態転換
　②、第14支部　羽曳野市　パルネット高鷲店　　支店撤退
　　　経営見直し
　③、第７支部　福島区　ブックランドまつみや　都合脱退
　　　近くにツタヤが出店し、売上激減、経営見直し。
　④、第３支部　旭区高殿　ブックランド　エスト　　住所変更
　　　　旧住所　都島区善源寺

５、委員会報告

①、出店問題委員会

ブックファースト蛍池店　６月上旬、60坪でオープン予定。
電鉄会社の特権的地位を利用した腹立たしい出店ではあるが、近くに組合加盟店もないことでもあり、組合への支店加入を要求するだけで、説明会は開催しない。

②、雑誌発売日励行委員会

週刊朝日の早売り問題で、朝日新聞社に公開質問状を４月１４日付で発送する。

③、出版販売倫理委員会

大阪府青少年健全育成条例の改定案について、修正を求めたことに回答があった。　　

イ、他の陳列から6０センチ以上離すという案を30センチに緩和するように要望したが、良い返事をもらえなかった。

ロ、目の届く範囲を３メートルから６メートルに緩和して欲しいとの要望には５メートルにすると回答があった。有害図書の審議に出席していて思ったことであるが、有害図書を指定するだけでなく、優良図書を推薦して読書推進を図ることも必要と思った。今後はそういったことも提言していきたいと報告があった。

④、総務委員会

書協ビル・テナントの喫茶沙羅が退居する。その後継店として、３件の申込みがあった。
どの店と契約するかは、総務委員会とは別に委員会を立ち上げて検討することにした。
それに関連して、「喫茶沙羅への保証金・返金などに当てる資金が不足するので、700万円ほどの借入れが必要になる、承知願いたい」と財務担当・面屋副理事長から報告があった。

６、その他

次期理事会に期待すること。

①、読書推進運動も大事だが、本を買ってくれる人を創る運動の方がもっと大事なことである。大阪地区限定読書感想文コンクールなどの運動を創出できないか、関係団体と折衝したい。

②、消費税総額表示問題
総額表示云々を問題にするより、何人たりとも文化生活を享受できると憲法に謳っているので、文化生活に欠かせない書籍類への消費税課税を撤廃させる運動を展開すべきと提言があった。