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午後3時から組合事務所で「万引問題」についてテレビ大阪の取材を受けました。(実際の取材は下請けでしたが)
◆組合の出席者
金田副理事長
虎谷出版販売倫理委員長
石尾総務委員長
戸和経営活性化委員長
中島広報委員
取材側の企画書に『万引犯から覗く現代社会の歪み』という惹句に先ず戸和委員長がクレームをつけ、
「万引は犯罪であるのに、こういう取材意図では万引をするのは社会悪の所為であると万引を容認する
ことになるだろう」と抗議した。
さらに石尾委員長が「世間ではたかが万引ぐらいと軽く受け留めるむきがあるが、取られる側の書店からみれば、
売上に対して1%の万引被害があれば、営業破綻する死活問題である。万引手口を紹介するかのような報道ではなく、
被害書店の側からの報道をして欲しい」と強く申し入れした。
また金田副理事長は「未成年者から簡単に中古品を買い入れることに問題がある。
条例では未成年者から質受けすることは禁止されているのに、書籍の質受けが除外されているのは問題である。
除外規定をはずすよう運動している」と説明があった。
虎谷委員長も「大阪府青少年環境問題協議会で万引問題は議論している」と同調した。
以上の意見を集約した容で、金田副理事長が取材側の質問に答える様子を録画しました。
これは、テレビ大阪『火曜SPなにコレ!?』(午後8時放送)枠で放映されます。
放送日時はいまのところ未定です。ちなみに今週12日の放送は『密着!大阪デパート戦争』でした。
必要以上にセンセーショナルな内容でないことを祈るばかりです。
川崎の事件は「たかが万引といったような対応をして少年を取り逃がした警察の失態である」という意見には、
TVディレクターも賛意を表明した。
雑談のなかで「書店主は万引されるかもと、ツイ 人を疑いの目で見てしまうので人相が悪くなってしまう」と
苦笑し合ったものです。
ところで、TVディレクターは「保安員の目から見た万引」と企画説明していたので、
金田さんの発言をどの程度取り上げてくれるのか 不安もあります。
中島広報委員長